公党がデマの発信源!の巻

「「地震で市内全域断水」はデマ 札幌市水道局が注意促す

「札幌市内全域が断水している」との情報がSNSを中心にネット上を駆け巡っている。

 

 

と書かれているので「まぁ私がデマのソースにならないように気をつけましょう」と言う自己注意喚起をして読み過ごしていたのですが、今日になって、こんなツィートが流れてきました。

 

 

どうも、この後のメンションなどを見ていると、とても虚偽とは思えないリアル感です。しかも、そのリアルが事実であれば、これは「共産党によるデマ」になるのですよ。

で、この時点では証拠がありませんでした。が、一方で立憲民主党から

 

 と、元ツィは削除された形でツィートが出てきたのです。これで「あ、共産党と立民の勘違いか」と理解していました。そして

 ところが、一方で立民が流したデマの内容を私は何も理解していなかったのですね。いや、先程のツィートからでは、どんな情報がデマだったのか理解できない、無責任状態ができていたんです。いつもながらの思慮不足なのですが、時が時なだけに無責任では済まないはずです。

ですが、こんなツィートが出てきたことでようやく…です。

 

Buzzfeedスクリーンショットを撮っていなければ、今でも立民のデマを理解できていなかったでしょう。

ところが、ところが問題ツィートの発信は公式だけでは無かったのですね。下はネットで拾ったスクリーンショットです。

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実際、何ら問題のない状況にモリカケと同じように「疑惑だー!」なのです。まるで

民主党政権当時のカン・エダノ会見」に不安を覚えている人たちへ、再び不安が湧き上がるように仕向けたいようです。

R4様のことですから、本来なら、このご主張をメディアも使って堂々と言い放ちそうなものです。が、すでにこのツィートはこっそりと削除されています。まるで、このような見立てが続々と湧き上がっていることの証左になっているようですね。

 

さて、最初に私がデマを疑った共産党ですが、こちらも大幹部様がTwitterを活用して愚かな事をされております。

おわかりの通り、彼が引用しているツィート自体が「北海道電力」のアカウントです。蓮舫さんが「正確」と「正直」のタイプミス(?)をしたのと同じように「機能なし」と「なし」を間違えたのでしょうか?それともアカウントを理解できなかったのでしょうか?そして、こちらです。

そりゃ、運転停止で外部に依存せざるを得ない状況の泊原発、そして泊原発がなく苫東厚真に完全依存せざるを得なかった北海道の電源状況。この非常事態に対して「異常」だと騒ぎ立てる異常を、一般の人たちが感じない訳がありませんね。

現在の小池書記長、火力発電所以上の火力で絶賛炎上中です。

 

そして、そして冒頭に引用したデマ凱旋ですが、こんなことが出てきました。

 

 いや、これが正確ならまだしも、日付が…、冒頭の方が聞いた内容とは違うのでしょうか?それなら、まだ真犯人が判らないのですが…。ということで、その旨の問い合わせが入ると、こんなツィートが出てきています。 

これで、冒頭のツィートが、この共産党の街宣に対するものと特定できたと言っていいでしょう。ダサすぎます。そして、この共産党のツィートを見たパヨ様達は一様に「悪気は無かったようです」「市民の事を考えてのことです」と、「共産党無罪」となっていますね。

 そして、政府や北海道電力に対する不安を煽りに煽っている小池アカウントは、この件については「存在しない」状況です。どうなっているんでしょうか?共産党は。

 

もしこのデマを法的に考えたらどうなるのでしょう?まずは、

デマツィートでの逮捕(ネットイージス.com)

まず,1)偽計業務妨害罪が成立し得るか,という点について。

 

刑法の条文を確認してみましょう。

刑法233条

虚偽の風説を流布し,又は偽計を用いて,人の信用を毀損し,又はその業務を妨害した者は,三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。”

(略)

,「虚偽の風説を流布し」にあたるといえます(非常に古い判例ですが,「刑法第二百三十三条に所謂「虚偽の風説を流布し」とは虚偽の事実を不定多数の人に伝播せしむるの謂にして必すしも犯人か直接に不定多数の人に対して虚偽の事実を告知することを要するものに非す」と述べたものがあります(大審院大正5年12月18日判決刑録22輯1909頁。旧字体を改め,カタカナをひらがなにしています)。

(略)

次に「妨害した」という点について,本来業務に支障が生じた場合だけでなく,虚偽の風説への対応(これは,「本来業務」ではない)が必要となり,それによって本来業務が停滞した場合も含むとされています。

 

とあります。また本編にあるのですが、この本来業務ではない部分には対象となった動物園が100件程度の問合せを受けることになったと書かれています。

おそらく札幌市や札幌市水道局や他の自治体でも同様の問合せが起きたのだと思われ100件は軽く上回る問い合わせ数と考えられますね。つまり、業務妨害として成立し得る程度の迷惑行為になっているのです。

 

 虚偽の風説の怖いところは、発信源が例え個人の会話であっても、又聞き、漏れ聞こえから情報が拡散していくことにあります。実際に「豊橋信用金庫事件」のように女子高生の気楽な会話が信用金庫の取り付け騒ぎにまで発展したことがあるのです。この事件が起きたのは1973年、今から45年も前の話でSNSどころかネットも無い時代の話です。小池晃氏自身がご満悦のように

 

Twitterには直接会話をしているような伝播力があるんですね。もし共産党が「札幌白石・厚別だけが対象だ」と言い放ったとしても、Twitterと一般の会話が組み合わされば全道へリアルタイムで拡散させることが可能なんですね。

ところが小池アカウントはスルー。よほど都合の悪い事実だったのでしょうか?

 

 こんな特定野党が原発の再稼働に反対しているんですから…必要なんですよね、再稼働は。それくらい、彼が流した「デマ」の裏側を考えてみては如何でしょうか?